入学試験の合格者数の決定方法
大学は通常、複数の入学試験を実施して、それぞれの試験で合格者数を決めて合格を通知し、合格者は入学手続きを取ります。そのため入学試験では、次の数字を考えながら、合格者数を決定します。
- 受験率=受験者数/志願者数
- 合格率=合格者数/受験者数
- 手続率=手続者数/合格者数
入試の種類は大学によって様々です。電気通信大学の情報理工学域に翌年の4月に1年生として入学するための入試には、次の5つがあります。
- 推薦入試 (募集人員を超える合格者を出せない)
- 総合型選抜 (募集人員を超える合格者を出せない)
- 一般選抜前期日程
- 私費留学生入試 (若干名)
- 一般選抜後期日程
入試ごとに募集人員は異なります。実施している入試の種類は様々でしょう。すべての入試による入学者の合計が定員以下になることを、その大学にとっての定員割れ、定員の105%を超えることを定員超過と言います。どんな大学も、定員割れを防ぎつつ、定員超過も避けなくてはなりません。