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Google Classroom

まずはこちらの動画(セリフなし)をご覧ください。

提供するワークフローはシンプル

4つのページを行き来するシンプルなワークフローを提供します。

ページ名機能
ストリームFacebookのタイムラインのようなもの、最新の通知や発言が一番上にくる、教師と生徒とのコミュニケーション広場、予約投稿も可能
授業教師にとっては課題(Assignment)、テスト付き課題(Quiz)、質問(Question)、資料(Material)を設定するページ、生徒にとっては教材にアクセスしたり課題を提出するページ
メンバー教師と生徒の一覧
採点提出された課題を採点するページ、教師にのみ現れる

ワークフローの例

  1. 授業ページに教材と取り組む課題のセットをアップロードする (直ちにストリームに告知される)
  2. 授業時間中はストリームを通じて質疑を受け付ける
  3. 陥りやすいミスなどがあればストリームで発言して補う
  4. 生徒に課題を提出してもらい、それを到達度の評価に用いると共に、採点して生徒にフィードバックする (授業内小テストや、翌週提出レポートのイメージ)

Google Classroomの4つのページ

ストリーム

ストリームページでは、発言の投稿とそれに対するコメントをやりとりします。 投稿はリアルタイムの提示と、日時を指定した投稿の予約が可能です。 教師の授業ページへの投稿も、ストリームページで告知されます。 投稿にはファイルを添付できますが、たぶん質疑等のための機能です。 なお、ストリームページの内容はクラスの全員で共有されます。

授業

授業ページでは授業のために、課題、テスト付きの課題、質問、資料の4種類を投稿します。 それぞれに、次のものを添付できます。

  • Googleドライブからのファイル
  • URLへのリンク
  • アップロードするファイル
  • YouTube
  • Google Appsでオンラインで作成したファイル (ドキュメント, スライド, スプレッドシート, 図形, フォーム)

課題には点数(満点)と期限(日時)とトピックを設定できます。また提出物を求めることができます。 4種類の詳細は比較は次の通りです。

授業の種類詳細対象指定添付ファイル提出物テスト質問トピック期限点数ルーブリック生徒同士の返信提出物の修正
課題
テスト付きの課題
質問
資料
  • テスト付きの課題は、課題に加えて、フォームを用いたテストが自動的に添付されます。
  • 質問は、課題に加えて、記述式と選択式の質問を付与できます。質問は、生徒同士のコミュニケーションを許可したり、提出した回答の修正を許可したりできます。
  • 資料には提出を求めるものがなく、期限も点数もありません。

メンバー

メンバーページを開くと教員と生徒の名簿が表示されます。 生徒の名前をクリックすると、それぞれの生徒の状況を閲覧できます。 それぞれにメールを送信する機能も備えています。 ただし、多くの生徒がいる大きなクラスのマネジメントには向かないインタフェースです。

ティーチングアシスタントは、クラスを作成した教員が、役割を担っていただく院生をGoogle Classroom上の教員役に招待します。クラスを作成した教員との違いは、生徒の登録抹消ができないことだけです。この点は、WebClassの方が関わる役割の種類が多く、権限もそれぞれに異なります。

採点

生徒が提出した課題、取り組んだテストの採点をするページです。 生徒がClassroomにアクセスする場合には、採点ページは表示されません。

用語について

Google Classroom翻訳本学で通常使う呼称
Classクラス科目, クラス
Streamストリーム-
Student(s)生徒学生
Classwork授業授業, 課題, 講義
Assignment課題宿題, レポート
Quizテスト小テスト, 授業内テスト
Peopleメンバー受講者, 履修者