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予定や計画

研究室の一年

この研究室の1年間は,4月から7月までの「輪講」と「輪読」という二つのこと,9月から1月までの「研究」,2月の「成果発表」の,4種類3期間のキーワードからなります.

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論文読み会
輪読
夏休み
中間発表
研究
卒論発表
成果発表
春休み

それぞれの詳細は次の通りです。

  • 論文読み会:金研と合同で,英語の論文の読み方を勉強してもらいつつ、本当に論文を読み込んでもらいます.学部生の皆さんにとっての主たる目的は,セミナーでの発表のための準備や,発表の作法などを学ぶ練習です.英語ですが,12人から15人で順番に担当しますので,それほど酷い負荷にはならないはずです.毎週,何かして貰う習慣もつけてもらえればと思います.
  • 輪読:椿研と合同で,統計学の教科書を勉強します.
  • 夏休み:推薦が決まっている人には研究を進めてもらいます.院試がある人には前半は勉強を、後半は卒論を進めてもらいます.それでも2週間ぐらいは完全なオフが取れると思います.
  • 研究:皆さんが各自で,研究を進めます.勿論,教員は皆さんが困難に直面したら,適切な助言を行う用意があります.
  • 成果発表:今のところ,この研究室では卒業論文発表会のみを成果発表の機会としています.良い研究成果が得られたら,学会などで発表していただきたいと思っています.
  • 春休み:卒業研究の外部での発表準備に取り掛かってもらいます.それでも2週間ぐらいは完全なオフが取れると思います.

研究室の一週間

以下の週間予定はイメージです.多少の変更はあるかもしれません.

前学期.

1
2
3 輪(全)研(院)
4 研(学)研(院)
5
6
7

後学期.

1
2
3 研(学)研(院)
4 研(学)研(院)
5 研(学)研(院)
6
7

記号の意味は次の通りです.

  • 研:研究セミナー(私たちだけ)
  • 合:合同セミナー(鈴木研と合同で月一回)
  • 輪:輪講(椿研と合同で前期のみ)
  • 論:論文読み会(金研と合同で通年)
  • 講:教員が講義を担当している時間帯
  • 実:教員が実験を担当している時間帯

大きく分けて,前期は学習,後期は研究,です.前期は毎週の定例のスケジュールに慣れて,準備の時間などを確保するように努めてください.後期は月日が経つにつれて,研究に割く必要のある時間が増えていくことが通例ですので,プライベートと研究生活のバランスを,柔軟に調節していただくと良いと思っています.

研究室に所属する期間

学部生として卒業研究を完成させて,学士号を得て卒業したい人

  • 4年生の1年間を如何に濃密に過ごすかが,卒業後の皆さんの「人材」としての価値を高める鍵になります.

大学院に進学して修士号も取得したい人

  • 社会に出たら,修士号という学位を持っている人としての待遇を受けますので,4年生の1年間でうまく研究生活を立ち上げて,大学院の1年目で如何に学会等で発表できる成果を挙げるかが,大学院修了後の皆さんの「人材」としての価値を高める鍵となります.

教員の行動様式は誰でも研究志向です.この研究室でも勿論,大学院に進学したい人を歓迎します. ただご家庭の事情などもあるでしょうし,向き不向きもありますので,大学院に進学しないからといって,特に選考時に不利な要素を与えるつもりはありません. 1年間でも凄い研究をしてくれる人,根性を見せてくれる人もいます.