たまに聞かれる質問とその答え

週に何回来ればいいですか?

コア曜日はセミナー等のある日、コア時間帯はセミナー等のある時間帯です。 それ以外は、皆さんのプライベートなこととバランスを取りつつ、自分の研究の進捗を自己評価しつつ、週間予定を調整して下さい。

もう少し補足が必要な場合

もう少し具体的に状況をイメージしたい方には、次のような補足をしています。

  • 研究室で行うことのほとんどは自習です。そしてその内容は誰もこれまでにやっていないこと、です。何かを達成するために一定期間を費やしますが、そのために必要な勉強や情報、作業の量が必ずしも一定ではありません。そして次の一週間に何をどこまで進めるか、はセミナー等での進捗の内容と状況、そして受けた指導教員との打ち合わせで決まります。
  • アルバイトのシフトは前月には決まっているでしょうし、課外活動の予定も早めに決まるでしょう。研究の進捗が一番最後に決まりますので、少しの将来を予測する感覚を養ってもらえると、いろいろなことを円滑に進められるようになると思います。
  • 研究はなるべく、一定の場所で進めてもらうことをお勧めしています。資料を持ち歩く必要がなく、一旦中断したことを再開するときに、とても円滑に再開できます。マインドセットを場所に固定する、という考え方に基づいています。
  • 研究はアルバイトや練習と同じく、曜日時間を決めることをお勧めしています。そして、平日5日間の半日ずつを研究に費やして頂く方が、セミナーの前の数日に固めるよりも望ましいです。勉強やスポーツの練習は一回あたりの時間を長くしすぎるよりも、回数や頻度を増やすのが良い、という考え方に基づいています。
  • 社会に出る準備として、セミナーや会合の前日の晩は定時の就寝を強くお勧めしています。締切直前にとても気合を入れて頑張る直前爆走型もありとは思いますが、その時も締め切りは前夜に設定して、徹夜は前々日をお勧めします。会議に寝坊しないため、会議に集中するため、会議直前に慌てないため、です。

これらはあくまでも助言です。研究室から皆さんの私生活に介入したり、改善を要求することはありません。研究室外でとても忙しい人もいますし、きちんと2月に終えられて、その過程が順調であれば良いのです。負荷の調整は、日々、毎週、毎月の進捗によって相談に乗ります。

輪読や論文読み会はどれぐらいの頻度や間隔で順番が回って来ますか

何人で実施するかによります。輪読と論文読み会のいずれも、時間割の1コマ分の長さと、1コマあたり1人(輪読)ないし2人(論文読み下会)の担当を想定しています。

輪読は、学部生の皆さんにデータマイニングに関する本を分担して読んで理解した上での、中身の講義をしてもらいます。今までの例では、1コマを1人が担当します。4人で実施すると1学期に3回の担当が回って来ます。5〜6人で実施すれば1学期に2回の担当が回って来ます。

論文読み会は、研究室全体が先端の研究に触れ続けているために必要な機会です。ここでは皆さんの研究に関する論文をまとめて発表してもらいます。1コマを半分に割って、2人が発表するのが通例です。こちらは学部生だけでなく、院生にも加わってもらいますが、通年続きます。合計で24回程度と見込んでいます。

いずれも時間を延長することもあります。